TOSHI’s NOTE

7月末は、宮崎に”ひらく米”の稲刈りへ。

詳細は、HiRAKU ニュースを見ていただければと思います。

稲刈りの後に、早速新米と冷や汁を堪能しました。なんで「こんなに美味しいんだろう」、「こんなに満たされるんだろう」と思ったので、少し深掘りしてみます。

改めて、宮崎の土地と人から学ぶことは本当に多いなといつも思う。

食の原点、日本人の原点の一つである、お米の生産現場。自分たちで田植えをした稲が育ち、農家である小倉さんが育ててくれること、そして、その土地の持っているポテンシャルでもって、美味しいお米が出来上がる。そのお米を素敵な仲間と共に収穫して、その土地に根付く冷や汁と共に頂く。

足が汚れたら、川に洗いに行く。そのまま少し川で遊んでても良い。人それぞれのペースで参加しながら、楽しくワイワイと時間が過ぎていく。こういう時間があると、とても落ち着く。そして、解放される。

素敵なビルの綺麗な夜景の中で食べる、超高級なご飯も美味しい。そのことを色々と言いたい訳ではない。ただし、もっと自然と人工的な社会とのバランスを取ったほうが良いと思う。自然に触れ、生かされていることを知り、等身大の自分になる時間を作る。

そうなれば、超高級なご飯ももっと美味しく感じるのでは？と思う。お金では買えないものを知り、お金を払えば楽しめることも知る。

そもそも昔は物々交換。自分たちが大事にしているものを手放し、相手が大事にしているものを頂く。そこに想いがあったはず。この原点を忘れてはならないなと振り返ることができた。

HiRAKUとして、自分が運営しているカフェでも大事なことは、僕たちが想いを持って作ったスィーツやドリンクを交換するものはお金ではなくて、その人のこれまでの努力、行動、想いの集結したもの。そのことをもう一度大切にしていくべきだ。お金はその人のこれまでを表現するもの。そのお金の後ろにあるものを感じるお店・HiRAKUでありたいと思う。

ありがとう！！宮崎！！