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「アスリートにおけるセカンドキャリア」をテーマに、摂南大学の創立50周年記念イベントに参加してきました。

「アスリートにおけるセカンドキャリア」をテーマに、摂南大学の創立50周年記念イベントに参加してきました。
2025.07.18

「アスリートにおけるセカンドキャリア」をテーマに、摂南大学の創立50周年記念イベントに参加してきました。

今回の登壇者である浅田さん、脇中さん、長尾さん、近藤さんに共通していたのは、“グローバルな経験”でした。ラグビーを通じて世界へ挑んだ選手、自ら大学時代に海外での学びの場を選んだ方々。若いうちから海外という異文化の中に身を置き、自身のアイデンティティと向き合う経験が、思考の広がりや柔軟な視野につながるのだと、あらためて確信しました。

私自身も、小学校・中学校時代のホームステイで気持ちがうまく伝えられなかった経験や、高校時代にフランスで“ランチがとてつもなく長い”というカルチャーショックを受けた経験が、今も記憶に強く残っています。また、現地の言葉を使って会話したときに相手がとても喜んでくれた体験も、強く印象に残っています。そこから各国の国歌への興味が湧き、最終的には「Scrum Unison(各国のアンセムを歌っておもてなしする活動)」へとつながっていきました。

また、大人になってからは、ラグビーの地域性に触れながら、各地のワインの個性にも関心を持つようになりました。そして、「ラグビーとワインの地域性を掛け合わせたら面白いのでは?」というアイデアが生まれ、ENOTECAさんと一緒に「ワインにトライ!」というイベントを企画・実施することになりました。これらもすべて、幼少期からの海外体験がつながっているように思います。

今の時代は“ボーダレス・ワールド”。自分の子どもだけでなく、日本の子どもたちがもっと海外で体験を積む時間を持てるような機会づくりを、自分のテーマとして考えていきたいと改めて思いました。

さて、本題に戻ります。摂南大学の学生たちは、卒業後に競技を続けるのではなく、就職を選ぶ方が多いということで、今回のようなキャリアイベントが企画されたと伺いました。非常に素晴らしい取り組みだと思います。

これまでスポーツを通じて培ってきたスキルや価値観を、卒業生や外部の視点を取り入れながら言語化し、自らを内省する貴重な機会になったのではないでしょうか。アスリートとしての強みや弱みを客観的に捉え、それらを活かして、自分自身の成長と社会への貢献につなげていってほしいと願っています。

今後も皆さんと、さまざまな場で対話できる機会を楽しみにしています!

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