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【HiRAKU NEWS】2025.05

【HiRAKU NEWS】2025.05
2025.05.30

◆ メッセージ 株式会社HiRAKU 代表取締役 廣瀬 俊朗
◆【テレビ:レギュラー出演】新番組「BIZIT (ビジット)~未来をつくる次の一手~」中京テレビ
◆【ご案内】One Rugby体験会
【1】6/1(日) ジャパンラグビーリーグワンプレーオフ @秩父宮ラグビー場
【2】6/7(土)@アリオ橋本(神奈川県相模原市)
◆【5/22実施レポート】岡本株式会社×HiRAKU「坐禅研修にてワークショップ」を実施
◆【5/25実施レポート】新潟県魚沼市の田んぼで「田植え×ラグビー」体験イベントを開催
◆ カフェ「CAFE STAND BLOSSOM ~KAMAKURA~」情報


メッセージ 株式会社HiRAKU 代表取締役 廣瀬 俊朗

 ゴールデンウィークが明け、日々の仕事に没頭していたら、あっという間に5月も月末を迎えていました。振り返ってみると、特に先週の一週間は、心と身体にさまざまな刺激を与えてくれる、とても豊かな時間となりました。

 週の半ばは、岡本株式会社の若手社員向けの研修にご一緒させて頂く機会を頂き、京都・円福寺を訪れました。森と竹林に囲まれたその地で坐禅を組み、日常から離れて「なりきる」ことの大切さに触れる貴重な機会となりました。静寂の中、身体と心を整え、修行僧である雲水さんの言葉に耳を傾ける。ただ息をして数を数える──頭にいろいろな考えが浮かぶ中で、それを手放し、目の前のことに集中する。その時間は、自分を見つめ直す大切なひとときとなりました。
 坐禅の際は、雲水さんの荘厳な雰囲気に少し圧倒されましたが、その後のワークショップでは一変、皆と一緒に笑い、語らい、楽しむ姿を見せてくれました。そのギャップを目の当たりにし、「人はさまざまな姿を持ち、役を全うすることで誰かに影響を与える存在になるのだ」と改めて実感しました。「自分はその役を全うできているのか?」という問いが、静かに胸に浮かびました。『ノーサイド・ゲーム』で浜畑譲を演じたときも、やり切ったからこそ伝わったものがあったのかもしれません。

 週末は、新潟・魚沼市へ。言わずと知れた米どころですが、今回は魚沼醸造さんとともに、田植え体験やラグビーセッション、甘酒工場の見学などを行いました。目の前には残雪が残る越後三山、傍らには水無川が流れ、澄んだ空気に深く呼吸が整っていくような感覚。そこにはまさに「日本の原風景」が広がっていました。
 田植えのあと、”にぎりびと”こと神谷よしえさんによる「3回だけやさしく握った炊きたてのおにぎり」は、相変わらず最高でした。塩も具も使わず、米そのものの甘みと香り、そして湯気のあたたかさを丸ごと感じる。こんなにも「何も足さない」ことで豊かになれるのかと、日本人としての幸せをしみじみ感じる時間でした。
 前日の夜に、BBQをしたのですが、その際に、神谷さんと一緒に準備をしている時に、お米の炊き方について教えてもらいました。そこで、新たな発見がありました。たとえば、自分がいつも通りにお米一合と思われる量を計量カップに入れて、実際の重さを測ってみると、160gありました。1合=150gが本来の量なのに、10gずれていました。仮に4合お米を炊こうとすると、適量とは40gの差になり、水とのバランスが崩れてしまうのです。「こんな基本的なことも知らなかったのか」と、自分でも驚きました。
 魚沼に来て改めて感じたのは、自然の偉大さと心地よさです。風景を全身で味わいたいという思いが自然に湧き、携帯を触る時間がぐっと減りました。「携帯がいらない街」──そんな表現がぴったりの場所でした。
 魚沼という名前は広く知られている一方で、具体的な場所は意外と知られていないのではないでしょうか?新幹線なら浦佐駅で下車、東京から約80分。意外とアクセスも良く、気軽に訪れることができます。最近話題の「田んぼオーナー制度」もありますし、来年は皆さんも田植えや稲刈り体験を通じて、週末農業にトライしてみるのも良いかもしれません。私自身、9月中旬の稲刈りで再訪する予定です。
 
 そして週明けには一転、最先端テクノロジーの世界へ。自動運転の研究・ビジネス拠点を訪問し、ロボットタクシーの試乗も体験しました。海外に比べて日本は遅れているという見方もありますが、現場を見ると決してそうではない。日本企業の粘り強さ、誠実なものづくりに改めて感銘を受けました。
 ただ、技術が進化する中でより問われるのは、「人間との共存」です。AIは常に安全性を最優先しますが、人間は時に感情で判断し、予測できない運転をします。そのズレをどう埋めるのか? 人の感覚に寄り添うテクノロジーが、これからの社会を形づくる鍵になると感じました。
 End-to-Endという考え方にも触れました。部分最適ではなく、すべてのプロセスを1つのAIで統合する。自動運転ももう少しのところまで来ている感触でした。すでに、自動化されている、工場内の搬送から路線バスなどに加えて、将来は空飛ぶクルマや宇宙まで、モビリティの未来をつないでいく。そんな展望に、ワクワクが止まりませんでした。   
 また、日本が持つ「中立的な立場」は、AIの開発や国際運用において今後ますます重要になるかもしれません。非営利団体や業界団体の中立的運営を担える存在として、日本には独自の価値がある――そのような話を、訪問した企業の経営者の方から伺い、大きな示唆を受けました。
 私たちがおこなっている「Scrum Unison(スクラムユニゾン)」という活動では、各国の国歌を歌っておもてなしをします。自国ではない国歌を自然に歌える日本人の感性は、世界でも特異なもの。その姿勢と、日本の中立性とが重なって見えました。

 この一週間は、「人間・社会・自然・AI・未来とは何か」を異なる角度から深く感じる旅でした。お寺で自分と向き合い、自然の中で命を感じ、微生物と発酵に思いを馳せ、おにぎりで食の豊かさを味わい、そしてAIの現場で未来の可能性に触れました。
 「人が人であるために大切なこととは何か」「テクノロジーとどう向き合うべきか」「豊かさとは何か」。そんな問いを胸に、今日もまた、新たな一日をワクワクしながら生きていこうと思います。


【テレビ:レギュラー出演】
新番組「BIZIT (ビジット)~未来をつくる次の一手~」中京テレビ

4月からスタートしました廣瀬がレギュラー出演する新番組『BIZIT (ビジット)~未来をつくる次の一手~』の過去放送は下記でご覧いただけます。(制作著作:中京テレビ)

◆番組名『BIZIT(ビジット) ~未来をつくる次の一手~』
暮らしに直結する経済に、今、何が起きているのか。
それを探るため、様々な企業を訪れ、ビジネスの最前線へ。
そこでは、現状を打開するため企業が投じる「次の一手」が。

元ラグビー日本代表キャプテンで、現在は経営者の廣瀬俊朗が、
ビジネスの現場とキーマンを訪ね、経済の今をリアルに伝える。

【放 送 日 時】2025年4月5日(土)より、毎週土曜 よる8時54分~放送
【放送エリア】中京エリア+WEB配信
【制 作 著 作】中京テレビ

【 番組公式サイト】視聴はこちらから
https://www.ctv.co.jp/bizit/
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<過去の放送(5月分(#5~8)>
2025年5月3日放送
#5【三星グループ】日本一「尾州」の老舗に存続の危機
2025年5月10日放送
#6【三星グループ】低迷のウール再興へ 老舗の挑戦
2025年5月17日放送
#7【三星グループ】コロナ禍の大打撃…ウール産地に革命
2025年5月24日放送
#8【三星グループ】「尾州」老舗が業界の垣根を越え“共創”

「BIZIT」ノーカット特別版のYouTube配信がはじまりました!
廣瀬がビジネスの現場のキーマンを訪ね、ビジネスの最前線を聞く対談の様子をノーカットでお届け!!
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYyBZFGPCet2tSHFh_BZZdVBSYNEM-RpS


【ご案内】One Rugby体験会

【1】6/1(日) ジャパンラグビーリーグワンプレーオフ @秩父宮ラグビー場

※車いすラグビー、ブラインドラグビー、デフラグビー
※参加無料、事前申込不要
※One Rugby体験会の開催場所は「秩父宮ラグビー場」となります。決勝戦の試合会場(国立競技場)とは異なる場所での実施となりますのでご注意ください!
詳細は下記をご確認ください。
https://league-one.jp/lp/postseason/2024-25/


【2】6/7(土)@アリオ橋本(神奈川県相模原市)
※車いすラグビー(&小型モビリティ体験会)
※参加無料、事前申込不要
※13:00-14:30 / 15:00-16:00


【2025/05/22実施レポート】
岡本株式会社×HiRAKU「坐禅研修にてワークショップ」を実施

5月22日(木)、国内靴下売上高No.1のレッグウェア製造卸販売・岡本株式会社が毎年、京都の円福寺で行っている3日間の坐禅研修の特別プログラムとして、2日目にHiRAKUがワークショップを実施しました。
この研修は、岡本株式会社の新入社員と入社3年目社員を対象にしたもので、非日常の静かな空間の中で「自分と深く向き合う」ことを目的としていて、HiRAKUは、言語や非言語を駆使して他者と向き合い、言葉を超えたつながりを体感できる身体的なワークショップを提供しました。

・ラグビーボールを使ったアイスブレイクとチームビルディング
・アイマスクを着用し、言葉だけで伝達する言語ワーク
・発声なしでテーマをジェスチャーで表現する非言語ワーク
・息の合ったチームワークが求められるフラフープを使ったワーク

これらのワークを通じて、参加者は坐禅研修の核である「自他一如」「心身一如」「なりきること」を、まさに体感として理解していきました。
相手が見えない状況で意図を伝える言語ワークでは「自分と相手の境界を超えて、相手の立場を想像する」ことの難しさと面白さを体験。また、言葉を使わない非言語ワークでは、身体表現に“なりきる”ことの重要性に気づくなど、五感を使った深い学びが生まれました。

今回、HiRAKUとしても、このような身体性やチーム感覚を重視したワークと禅の世界との共通点を探りながらコラボレーションするという挑戦的なテーマに関われたことは大きな喜びです。


【2025/05/25実施レポート】
新潟県魚沼市の田んぼで「田植え×ラグビー」体験イベントを開催

5月25日(日)、新潟県魚沼市にある「魚沼醸造」にて、近隣住民の方を対象に、田植えやラグビーを楽しむ体験イベントを開催しました。今回のイベントには、フィジー出身でラグビー女子日本代表として活躍するマテイトンガ選手も参加し、初めての田植えに笑顔を見せながら、一緒に汗を流しました。

◆ ラグビー体験会
新潟県ラグビー協会のご協力のもと、多くの方がはじめて触れるラグビーボールで、パスや簡単なゲームなどを行い、大人も子供も一緒になって身体を動かしました。

◆ 田植え体験
魚沼醸造の敷地内に新設した約4畝の田んぼにて、田植えを実施。泥に足を取られ、泥まみれにながらも、地域の自然と向き合う貴重な時間となりました。

◆ おにぎり&おみそ汁
ラグビーと田植えでお腹が空いたあとは、にぎり人・神谷よしえさんがにぎる魚沼産コシヒカリのおにぎりと、魚沼醸造の「雪室糀みそ」を使ったおみそ汁を堪能。ぬか窯と羽釜で炊き上げたお米の美味しさに、参加者の顔もほころびました。

◆ トークセッション
イベントの締めくくりには「魚沼の魅力/魚沼の未来」をテーマにしたトークセッションを実施。地域の内外から登壇者をお迎えし、魚沼の良いところやこれからについて語り合いました。
【登壇者】
 ・魚沼市 市長 内田幹夫 様
 ・魚沼市観光協会 会長 三友泰彦 様
 ・コシヒカリ生産者 佐藤貞 様
 ・マルコメ株式会社 取締役副社長 青木秀太 様
 ・にぎりびと・神谷よしえ様
 ・HiRAKU代表取締役 廣瀬俊朗


カフェ「CAFE STAND BLOSSOM ~KAMAKURA~」情報

< 鎌倉市フェアトレードタウン認定式へ商品協賛のご報告 >
5月6日(月・祝)、鎌倉市が日本で7番目のフェアトレードタウンに正式認定されたことを祝う記念式典が、鎌倉市役所本庁舎内の市議会議場で開催されました。式典には、市長をはじめ、行政関係者、市民団体、フェアトレードを推進する企業や商店、地域で活動する学生や保護者など、さまざまな立場から多くの方々が集まりました。参加されたゲストの皆さんには、CAFE STAND BLOSSOM ~KAMAKURA~から、フェアトレード認証を受けたバナナを使用した「甘酒バナナケーキ」をお届け。
「やさしい甘さでほっとした」などと、笑顔とともに嬉しい声が寄せられました。
今後の取り組みとしましては、フェアトレードで仕入れた鎌倉焙煎珈琲の中から、生産工程で生まれる“ロス豆”を活用した商品づくりにも挑戦していければと考えています。

◆ 代表:廣瀬 俊朗より
この度は、鎌倉市がフェアトレードタウンに正式認定され、とても嬉しく思います。HiRAKU および CAFE STAND BLOSSOM ~ KAMAKURA ~としても、フェアトレードをより一層推進していきたいと考えております。BLOSSOMにおいては、生産者の想いをきちんと伝えていけるような存在であり続けたいと思います。今後に向けては、甘酒バナナケーキだけでなく、三本珈琲様とも企画が進んでおり、ワクワクしております。フェアトレードが当たり前の社会が訪れることを信じて、活動していきます。

◆ BLOSSOM店長:鈴木 かほりより
鎌倉市がフェアトレードタウンに認定された事大変嬉しく思います。
CAFE STAND BLOSSOM ~ KAMAKURA ~ では、通年でフェアトレードバナナを使い、「甘酒バナナケーキ」や「バナナスムージー」を提供しています。おいしさの背景にある人々の笑顔と未来を大切にし、これからもやさしさが循環する社会を目指していきたいと思います

・企業、団体の組織力向上やリーダーの育成を目的とした講演およびイベント出演のご依頼
・スポーツの価値向上を目的とした講演およびイベント出演のご依頼
・メディア出演のご依頼

について、お気軽にこちらのフォームよりお問い合わせください。
追ってこちらからお返事させていただきます。